【世界初配信!】 台湾の東南海岸沖にある蘭嶼(らんしょ)には、ヤミ(タオ)族が暮らしている。この島では代々「チヌリクラン」という手漕ぎの10人乗りの船が造られてきた。世界で一番美しいといわれる伝統のトビウオ漁船だ。祖先はこの船でフィリピンのバタン諸島からやってきたと伝えられている。 島のイモロド村で27年ぶりにチヌリクランが造られることになった。その船材の伐り出しから、船体づくり、伝統模様の彫刻をほどこすまで丹念に追い、さらに続く進水式の儀礼と処女航海、そしてトビウオの初漁までを一年にわたって記録した。映画は、船長の座をめぐって2人の男が競い合う様子、男たちの伝統的な夜を徹した歌会なども捉えており、チヌリクランにからむ人間ドラマから、蘭嶼の現状が見えてくる。 (93分/2006年制作/2004・2005年撮影/HD/16:9/カラー) 【監督】アンドル・リモンド 【撮影】後藤一平/金沢裕司/アンドル・リモンド 【別班監督】神央 【語り】小林勝也 【学術協力】台湾YAMI文化研究フォーラム/乾尚彦/皆川隆一 【制作】北村皆雄/三浦庸子 【製作】ヴィジュアルフォークロア ▶︎本コンテンツにはお得な2本パックがあります。 特集「台湾・世界一美しい船」2本パック https://vimeo.com/ondemand/cinadkeranarayo ▶︎〈解説書付き〉DVDソフトも販売中。 https://www.vfo.co.jp/theater_document.html#04 本コンテンツの使用は個人視聴に限ります。 上映会や授業・講義などに使用することはできません。上映会や講義に活用されたい場合は運営会社までお問い合わせください。
生きている者にとって死とは何か?苦悩に満ちた輪廻転生を、悟りの道程へと転化させるチベットの死の経典「死者の書」は、今も死に臨んだ人の枕辺で唱えられている。チベット仏教が蓄積してきた死への深い洞察〈タナトロジー〉が生者に語りかけてくるものは何か?読むだけでは難解な「死者の書」の曼茶羅世界を、CGを用いながらわかり易く映像化。鳥葬や死の儀式なども収録。これは、チベット密教の世界が近くなる〈観る経典〉である。(1994年/37分/ビデオ/カラー/4:3) 【監督】北村皆雄 【監修・構成】田中公明 【語り】米倉斉加年 【曼荼羅撮影】高橋愼二 【読経】ニチャン・リンポチェ
― アイヌ民族の知られざる祭祀 1986年 カメラはすべてを撮っていた アイヌの伝統文化を後世に遺す民俗誌映画 1986年、北海道屈斜路湖畔を臨む美幌峠で、大正時代以来75年ぶりに「チロンヌㇷ゚カムイイオマンテ(キタキツネの霊送り)」が行われた。アイヌの人たちもほとんどが知らない幻の祭祀だ。狩猟民であるアイヌの伝統的な考えでは、動物は自らの肉や毛皮をみやげにして人間の国へやってくる。アイヌは、キタキツネの子をわが子のように乳房を含ませて育てると、やがてイオマンテを行う。祈りを捧げ、歌や踊りで喜ばせ、みやげを背負わせて神の国へ送るのだ。祭祀を司るのは、明治44生まれの日川善次郎エカシ(当時75歳)。祈りの言葉を間違えれば神の怒りが返ってくる。一言一句に全霊をこめる。映画は、1986年に撮影したものに2Kレストアをすませ、歌、踊り、言葉を35年後によみがえらせた。 【アクセシビリティ】 ・オリジナル版(アクセシビリティなし)…
時代や世相をもっとも敏感に映し出す映像作品として、社会とメディアの変化とともに発展してきたテレビドラマ。映画に替わる大衆娯楽の王者として戦後日本に君臨してきたテレビ文化の申し子であるその表現は、YouTubeやNetflixといったインターネットによる視聴環境の変貌や目下のコロナ・ショックによって、いま大きな曲がり角を迎えています。 今回は、野島伸司・堤幸彦・宮藤官九郎の3人のドラマ作家の作品史を軸に、平成以降の30年間の社会文化とテレビドラマの変貌を辿った大著『テレビドラマクロニクル 1990→2020』を刊行予定のドラマ評論家・成馬零一さんをお迎えし、日本のテレビドラマが培ってきた物語表現の真価と2020年代カルチャーの展望をめぐって、熱く語り合います。 ▼出演 成馬零一(ライター・ドラマ評論家) 宇野常寛(評論家・PLANETS編集長) ▼日時 2021年3月23日(火) ハッシュタグは…
2023年4月に行われた、結音セミナー第3弾! 念願のバンドスタイルでの音作り。 YAMAHA QL-5を使用した講師のパラメーター、ラウドネスメーターが丸裸で御覧頂けます。 学べる項目は 〇 ドラマーによる音響屋が知っておくべきチューニング講座 〇 パーカッショニストによるパーカッション講座 〇 アンビエンスマイクの設置 〇 各楽器のサウンドチェック&音作り 〇 バンド全体での音作り&トータルコンプの設定 〇 PAからの2ミックスとアンビエンスマイクでの音作り 〇 各楽器のリバーブ設定 今日から使えるテクニック満載の2時間弱です!! 2023年3月末日迄にレンタル、ダウンロードでご購入頂き、アンケートにお答え頂ければセミナー当日のバンド演奏パラ音源をプレゼント致します。 アンケートはこちらから! https://forms.gle/XjaFkSJSurXEcS6o8
2019年11月コア学ゼミを編集した動画レッスンです。 仕組みを理解したらもう怖くない!願いを叶えたい人が陥りがちな「叶うことへの抵抗感」や「罪悪感」について徹底解説しています。
2020年4月コア学ゼミを編集した動画レッスンです。 原因を見つけても何も変わらない時があるのはなぜ?実は、因果関係ではない次元の世界がありわたしたちはその両方を生きているのです。
2020年9月コア学サロンを編集した動画レッスンです。 自分自身を導くために知っておきたい基本前提と、潜在意識が変わらない理由、それに対する対策を解説しています。
2020年9月コア学ゼミを編集した動画レッスンです。 自分の潜在意識にいあるコア領域からのエネルギーを使って自分をコーチングする方法を解説しています。
『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』 監督 朴壽南(パク・スナム) 1986年/ドキュメンタリー/58分/日本/16mm 日本の植民地支配によって広島、長崎では7万人をのぼる朝鮮人が、原爆被爆を余儀なくされました。 『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』は、在日朝鮮人二世の朴監督が、日本社会の過酷な「差別」の中で声もあげられず放置されている朝鮮人被爆者たちに光をあてた記録映画です。 【作品概要】 日本の植民地支配の結果、広島、長崎で被爆を余儀なくされた7万もの朝鮮人の生と死に光をあてたドキュメンタリー。彼らはなぜ被爆することになり、戦後をどのように暮らしているのか。1965年より広島の在日コリアン被爆者を取材して来た在日二世の朴壽南(パク・スナム)監督は、年老いた一世たちが次々と亡くなる中、彼らの沈黙の声を映像で伝えるため、初の映画制作に取り組んだ。16歳で騙されて遊郭に売られた尹さんとは1965年原爆スラムで会った。尹さんは一言の日本語も話さない。その後スラムは不審火に焼かれ代わりに立った高層アパートで孤独の日々を過ごす。 今年2020年3月に逝去された李実根さんは、子供のころ朝鮮人だと差別され士官学校を目指した。「山本」という日本名で三菱の工場に徴用された崔さんは、今も叩き込まれた皇国臣民の誓詞を暗唱する。全身がケロイドのハン・ゲサンさんは一言の日本語も話せなかった。「アイゴー・・・この国へ来てみたら、私らを見る日本の人の目が、人が人を見る目じゃあないのさ。獣の目立ったよ」 被爆朝鮮人一世たちが「かたこと」の日本語で語る証言は、決して原爆の閃光が一つの生を引き裂く瞬間からではない。植民地支配のもと、日本名、日本語を強要され、生命だけでなく「皇国臣民」として民族の魂を奪われ、日本国の兵力、労働力として彼らの生が侵されはじめた歴史から全ては語られる。 当事者の静かな訴えは感動を呼び、全国市民の自主企画によって全国300ケ所以上で上映され関心が高まった。 【注意事項】SNSで本作の映像をスクリーンショットで引用することはご遠慮ください。配信映像の録音、録画は禁止されています。 1987年…
【東京ドキュメンタリー映画祭2020「映像の民族誌」招待作品】 【世界初配信】 ヒマラヤ山麓に残るデヴォキと呼ばれる女性たちの記録。ヒンドゥー教のドゥルガー女神を篤く信じるこの地方では、さまざまな祈願の代償として幼い少女を寺院に捧げる習慣が残されていた。少女たちは神の妻とみなされ世俗的な結婚は許されず、数奇な人生を送ることとなる。ネパールの研究者との2年にわたる調査研究に基づいた貴重な記録映像であり、いにしえの寺院娼婦を伝える彼女たちの姿を通して、ネパール社会のタブーに切り込む問題作である。本作品は1992年に撮影したものを、2019年に未公開カットを追加して長編映画に作り直した。 (76分/1992年撮影/2019年制作/16:9/カラー) 監督:弘理子 撮影:R.バスネット・弘理子 プロデューサー:北村皆雄 学術協力:G.M.グルン 製作:ヴィジュアルフォークロア 本コンテンツの使用は個人視聴に限ります。 上映会や授業・講義などに使用することはできません。上映会や講義に活用されたい場合は運営会社までお問い合わせください。