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20160330_乗松亨平+東浩紀+上田洋子

from ゲンロンカフェ PRO on March 10, 2022

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 乗松亨平×東浩紀 司会=上田洋子「ソ連崩壊後のポストモダニズム——『ロシアあるいは対立の亡霊』刊行記念」 【収録日】 2016/3/30 【収録時のイベント概要】 2015年12月、乗松亨平の『ロシアあるいは対立の亡霊——「第二世界」のポストモダン』(講談社選書メチエ)( https://amzn.to/3tDyT1t )が刊行された。ソ連末期から21世紀の現代にいたる、ロシア現代思想の展望を語る渾身の書である。西欧のポストモダン思想を輸入しつつ、ロシア独自の道を探る思想家たちの思考の道筋が対立の構造とそこからの逸脱を軸に描かれた同書では、柄谷行人や東浩紀を参照にしつつ、日本とロシアのポストモダン思想が随所で比較される。 同書で乗松は「ポストモダン的であること」と「日本的であること」が80年代の日本では一致していたという東の分析は、ロシアをはじめとする欧米外の国にも当てはまると指摘している。ロシアのポストモダン思想はどのようなものなのか。日露の現代思想の対話は可能なのか。司会はロシア文学者の上田洋子。 ■ 乗松亨平『ロシアあるいは対立の亡霊——「第二世界」のポストモダン』(講談社選書メチエ) https://amzn.to/3tDyT1t ■ 【イベントページへのリンク】 https://genron-cafe.jp/event/20160330/

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Documentary
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20160913_青木理+辻田真佐憲

from ゲンロンカフェ PRO on July 21, 2021

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 青木理×辻田真佐憲「大本営発表にはこう対抗せよ——『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』(幻冬舎新書)刊行記念イベント」【愛国コンテンツの未来学 #6】 【収録日】 2016/9/13 【収録時のイベント概要】 今日、「マスコミ」ほど憎まれている言葉は少ない。 わずかでも肯定的なことを書けば、たちまち「マスゴミ」批判が押し寄せてくる。 その批判の内容も様々だ。もちろん、正当な批判も存在する。 ただ酷いものになると、マスコミが発信する内容はすべてウソであり、真実はインターネット(しかも「まとめサイト」のたぐい)にあるといわれたり、マスコミは中国や韓国とともに「反日包囲網」を形成し、日本を意図的に攻撃しているとさえいわれる。 ついには、政府が「放送法」などを使って、積極的にマスコミをコントロールするべきだという暴論まで出てくる始末だ。 かくもメディア問題が炎上したことは今日をおいてほかにない。 そこで今回は、戦時中に行われた「大本営発表」の歴史を踏まえて、現在日本の政治とメディアの関係について考えてみたい。 大本営発表は、日本メディア史の最暗部である。 「ネトウヨ」でさえ、この歴史を肯定的には語ることはない。 と同時に、大本営発表は70年以上前のできごとであるがゆえに、かえって利害当事者がおらず、また現在の政治的な環境に左右されず、メディア問題を語りうる格好のテーマでもある。 なぜ戦時中のメディアは、軍の報道に飲み込まれ、その拡声器になってしまったのか。 その具体的な歴史は、今日のメディア問題を考えるヒントになるだろう。 今回は、ジャーナリストの青木理氏をゲストにお招きする。 警察取材が長く、メディア問題についても積極的に発信されている青木氏に、大本営発表の歴史や、エリート官僚である大本営の軍人の行動と思考についてどのように考えるのかをうかがうつもりである。 政治とメディアの関係について、過去と現在をつなぐ、またとない機会になるだろう。 なお、以下にネットで無料で読める拙稿やインタビューを参考して掲示しておく。 軽薄な「マスゴミ批判」は戦時下の「大本営発表」を復活させかねない<大本営発表>辻田真佐憲…

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20161029_大澤聡+杉田俊介+東浩紀

from ゲンロンカフェ PRO on December 17, 2020

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 大澤聡×杉田俊介×東浩紀 「批評と運動のあいだで——ゼロ年代、ロスジェネ、非モテ」 【収録日】 2016/10/29 【収録時のイベント概要】 批評家の大澤聡がホスト役をつとめる討議シリーズ「論壇の現在地」。第3回のゲストは杉田俊介。 ロスジェネ論壇や非モテ論壇とはいったい何だったのか。いま、運動と批評はどのような関係を切り結ぶのか。 『フリーターズフリー』( http://amzn.to/2d9xE2O )や『ロスジェネ』(…

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20180411_西田亮介+辻田真佐憲

from ゲンロンカフェ PRO on September 23, 2020

$5.00

お得なパック販売はコチラ!↓ https://vimeo.com/ondemand/propaganda1 本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 西田亮介×辻田真佐憲 「なぜ自民党だけがうまくいくのか?──古今のメディア戦略から政治を読む:西田亮介『情報武装する政治』刊行記念イベント」 【収録日】 2018/04/11 【収録時のイベント概要】 3月22日に出版された西田亮介の新著、『情報武装する政治』(KADOKAWA)。 本書はインターネットの登場以降、政治の情報発信はどのように変化してきたかを、自民党を中心に読み解く意欲作だ。 なぜ「自民党一強」が続くのか。 ポスト・トゥルースが叫ばれる世界情勢を踏まえたうえで、各政党のメディア戦略を解き明かしている。 ゲンロンカフェでは本書の刊行を記念し、同じく3月発売の新刊『空気の検閲』(光文社新書)で、戦前・戦中の日本における表現規制を問い直し、ベストセラー『大本営発表』(幻冬舎新書)では、戦時下におけるメディア戦略を論じた辻田真佐憲を招く。 過去と現在の政権・政治家の情報戦略を踏まえた先に、未来へのヒントが浮かび上がる。 ■ 【西田亮介…

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20180828_西谷格+辻田真佐憲

from ゲンロンカフェ PRO on January 27, 2021

$5.00

『新プロパガンダ論』のご購入はコチラから!↓ ゲンロンショップ:genron.co.jp/shop/products/detail/508 Amazon:amzn.to/38zVFwD ーーーーーーーーーー 本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 西谷格×辻田真佐憲 「中国の抗日コンテンツはプロパガンダの最前線か?」【愛国コンテンツの未来学 #10】 【収録日】 2018/8/28 【収録時のイベント概要】 小学館ノンフィクション大賞で審査員一同を爆笑の渦に巻き込んだ、異色の最終候補作が『ルポ…

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20180918_清水亮+夏野剛+東浩紀

from ゲンロンカフェ PRO on August 8, 2019

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 「男たちが語るトニー・スターク──男たちが語る映画シリーズ #3」 【収録日】 2018/09/18 【収録時のイベント概要】 【イベント概要】 夏の特別企画開催決定!! あの「男たちが語る」シリーズがゲンロンカフェに帰ってきたーー マーベル・コミックが刊行しているアメコミシリーズ『アイアンマン』の主人公、トニー・スターク。 実業家でありながら、ひとりの開発者でもあり、そしてスーパーヒーローでもある、 アベンジャーズの中でもひときわ人間味溢れる、彼の苦悩や葛藤、格好良さと生き様を語り尽くす!! 【イベントページへのリンク】 https://genron-cafe.jp/event/20180918/ こちらの動画が含まれるお得なパックはコチラ!→vimeo.com/ondemand/genronlong

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20181120_東浩紀_上田洋子

from ゲンロンカフェ PRO on June 30, 2021

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 東浩紀×上田洋子「『哲学的体験』としてのダークツーリズムーーチェルノブイリツアーのアクチュアリティ#2」 【収録日】 201811/20 【収録時のイベント概要】 6月にVOLVO青山で行われた「廃墟とユートピア──チェルノブイリツアーのアクチュアリティ」の好評を受け、続編イベントがゲンロンカフェで開催決定!! 前回のイベントでは、ゲンロンが実施する「ゲンロン H.I.S チェルノブイリツアー」の意義や最新のウクライナ事情について、ゲンロン副代表でロシア文学者の上田洋子によって、充実のプレゼンテーションが行われました! その続編となる今回は、前回時間切れにより泣く泣くお蔵入りとなった東浩紀による幻のプレゼンから開始。哲学者である東は、なぜチェルノブイリを繰り返し訪れるのか。急速に進む原発事故被災地の観光地化は正しいのか。そしてゲンロンのツアー事業はこれからどうなっていくのか――「観光」という体験の哲学的側面について熱く語ります! イベント直前には、東と上田は『ゲンロン10』(2019年春刊行)のため新たなロシア取材を敢行予定。チェルノブイリではない、もうひとつの「廃墟とユートピア」についての最新レポートも飛び出すかもしれません。 歴史とは、哲学とは、人間とは。ダークツーリズムから考える必見の一夜です。 【イベントページへのリンク】 https://genron-cafe.jp/event/20181120/

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20181211_卯城竜太+aggiiiiiii+上田洋子

from ゲンロンカフェ PRO on March 3, 2022

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 卯城竜太×aggiiiiiii×上田洋子 「アート・アクティヴィズムは社会を変えるか? ーー『プッシー・ライオットの革命』(DU BOOKS)刊行記念」 【収録日】 2018/12/11 【収録時のイベント概要】 2018年7月、フランスとクロアチアによるワールドカップの決勝戦に、警察官の格好に扮した男女4人が、ロシアの政治的現状に注目を集めるためピッチに乱入し、大きなニュースとなりました。 彼/彼女らは、2011年に哲学やジャーナリズムを専攻する学生たちを中心に結成された、ロシアのモスクワを拠点とするフェミニスト・パンク集団「プッシー・ライオット」。 そのグループ創設者のひとりマリヤ・アリョーヒナが、結成秘話からその真の目的、そして自身の信じる道を綴った新感覚手記『RAIOT…

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20181217_大澤聡+仲正昌樹

from ゲンロンカフェ PRO on October 9, 2019

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 大澤聡×仲正昌樹 「『ポスト・モダンの左旋回』のゆくえ――教養と理論の死をめぐる9年半越しの対話」【四天王シリーズ #7】 【収録日】 2018/12/17 【大澤聡からの案内文】 「ぜひ呼んでほしい!」との視聴者からの熱烈なコメントがニコ生で何度か流れたことにおこたえして、仲正昌樹さんをお招きします。前回分のゲスト片山杜秀さんに引きつづいて、仲正さんもゲンロンカフェ初登場となります。ということは次回のゲストも……とフラグが立ちそうではありますが、それはさておき。 ちょっと個人的なことを記すと、僕がはじめて人前でトークイベントをしたのは2009年5月で、もう10年ちかく前になります。そのときのお相手がじつは仲正昌樹さんでした。僕は聞き手役として編集者のひとに指名されたわけです。イベントのタイトルは「学問の復権――人文主義と大学」(三省堂書店神保町本店)で、活字化したものが『教養主義復権論』(2010年)に収録されています。どんな会場の雰囲気だったのか、はたしてお客さんは盛り上がったのか、そのへんのことはすっかり忘れてしまいました(書斎のどこかにイベントの様子を記録したDVDがあるはず!)。ただ、個人的な関心にひきつけまくった若かった僕の問題提起にも、正面からじっくり時間を費やして応答してくださるその話しぶりが印象的で(おかげでそのあいだに僕は次の発言を練ることができたわけです)、緩急自在な一連の著書の舞台裏を垣間見たような気がしたのでした。今回の対談はそのとき以来、じつに9年半ぶり!ということになります。 さて、イベントは2部構成で考えています――片山杜秀さんの回とそこもあえて同じにしましたが、内容はもちろん異なります。 前半パートは「理論動向編」として、1990年代以降の諸学問の動向や「理論」の衰退をたどる予定です。『現代日本の批評』(2017、18年)をはじめいろいろなところで僕が参照例に持ち出してきた仲正さんの『ポスト・モダンの左旋回』(2002年/増補新版:2017年)の時代認識を復習しながら、あらためて90年代からゼロ年代にかけての日本の思想状況の展開を点検してみたいと思います。そこに、僕の『1990年代論』(2017年)を合流させることで、社会や文化のより広い文脈のなかで「ポスト・モダンの左旋回」の諸相を捉えなおしてみたい。というのも、このあたりに現在の思想的閉塞感の原因のいくらかは詰まっていると思うからです。 後半パートは「教養主義編」として、上記の『教養主義復権論』の続編を9年半越しに再開できたらと思っています。仲正さんは僕の『教養主義のリハビリテーション』(2018年)の特設サイトに書評を寄せてくださっているのですが、その末尾は「現場的教養」と「対話的教養」に引き付けるかたちで次のように結ばれています。「身体感覚を伴った知の実践経験が必要となる[…]。「教養」はそのための準備運動だ。私自身大学教員になってから、医療訴訟に関わったり、演劇制作に参加するなど、従来の専門からかなり遠い仕事をしているうちに、それを実感するようになった」。このあたりをフックに、最近のご関心を(なにせもう何年もお会いしていないので)お訊きできたらと考えています。できれば、こっそり仲正さんの“本の読み方”などもうかがえたらなと。 また、仲正さんの2冊の近著『ヘーゲルを越えるヘーゲル』(講談社現代新書、2018年10月)、および『ポストモダン・ニヒリズム』(作品社、2018年11月)も上記2つのテーマに密接に連関してくるはずです。とにもかくにも、膨大な入門書シリーズでも読者にたいへん定評のある仲正さんのお話、いくつものトピックがきれいに整理されていくことでしょう。ぜひご期待ください。会場でお待ちしております。 【イベントページへのリンク】 https://genron-cafe.jp/event/20181217/

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20190116_イアン・ウェレット゠ジェイコブ+DJ SHARPNEL+DJ TECHNORCH

from ゲンロンカフェ PRO on October 9, 2019

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 イアン・ウェレット゠ジェイコブ×DJ SHARPNEL×DJ TECHNORCH 「ナードコア・ムーブメントとはなんだったのか」 【収録日】 2019/01/16 【イベント概要】 ナードコア・テクノ。『Quick Japan』Vol.23(太田出版、1999年2月刊行)での特集「『ナードコア・テクノ』の夜明け」をきっかけに名付けられたそのアンダーグラウンドな音楽ムーブメントは、ゼロ年代後半にはJ-COREと呼ばれるジャンルに発展し、日本国外からも注目を集めるようになりました。また2010年代にはナードコア・リバイバルの流れも生まれ、あたらしい世代のリスナーをも生み出しつづけています。 アンダーグラウンドなムーブメントゆえ、これまでまとまって語られる機会の少なかったナードコアですが、2018年末、『イアンのナードコア大百科』という1冊の書籍が刊行。今回のイベントでは書籍の刊行を記念し、書籍を編纂したイアンさんに加え、ナードコア・ムーブメントをよく知るDJ…

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20190118_清水亮+東浩紀

from ゲンロンカフェ PRO on September 17, 2019

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェatボルボスタジオ青山で行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 清水亮×東浩紀「人工知能は悩める経営者を救うのか」【ゲンロンカフェat VOLVO STUDIO AOYAMA #15】」 【収録日】 2019/01/18 【収録時のイベント概要】 急遽開催決定! 清水亮と東浩紀が語る「人工知能は悩める経営者を救うのか」。 ボルボスタジオ青山、第15回の開催が、急遽決定いたしました。 新年を迎え、新たな歩みをすすめるために、 清水亮さんをお迎えして、ずばり「会社経営」の未来を語り合います。 『ゲンロンβ32』で東浩紀は、 2018年を振り返りながら「等価交換の外部」について書き下ろしました。 今回の対談はその続編ともいえる内容になるでしょう。 2019年、東浩紀の初出演イベントとなります。 ぜひ会場においでください。 会場は「ボルボ…

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20190129_勝川俊雄+鈴木智彦

from ゲンロンカフェ PRO on July 7, 2021

$5.00

本動画は、東京のゲンロンカフェで行われたトークショーを収録したものです。 【収録時のタイトル】 勝川俊雄×鈴木智彦「ゆれ動く日本の水産業と食文化を考える――豊洲市場移転、漁業法改正…そして、サカナとヤクザ」 【収録日】 2019/1/29 【収録時のイベント概要】 2018年秋に出版された『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』(小学館)( https://amzn.to/2Rj82HG )が大きな話題を呼んでいる。 アワビ、ウニ、カニなどをはじめ、われわれの食卓にのぼる高級魚の多くが実は密漁品であり、その密漁ビジネスは、暴力団の巨大な資金源となっているという。 著者であるフリーライターの鈴木智彦氏は、密漁の現場に張り込んだり築地市場へ潜入労働をするなど、北海道から九州、台湾、香港まで、5年にわたる長期取材を敢行した。 日本の食品業界最大のタブーに迫る決死の潜入ルポは、鈴木氏自身「取材はまるでアドベンチャー・ツアーだった」と述べるほど衝撃的である。 さらに、密猟の実態を暴くだけでなく、カニ密猟と深く関わる北方領土問題、日本屈指の水揚量を誇る千葉県銚子市のアウトサイダーたちなど、戦後日本史の裏側を鮮やかに描いていく。 2018年の後半は、日本の水産業をめぐる幅広いニュースが続いた。 10月、世界最大級の魚市場である築地市場が83年の歴史に幕を下ろし、新市場となる豊洲市場が開場した。衛生・温度管理が保たれる閉鎖型の施設に国際水準の設備が整い、新たな「日本の台所」としてのスタートを切った。 しかしながら30年余りも混迷を続けた移転問題がこれで解決済みになったとは言えず、今後の検証が待たれるところも多い。 12月には、70年ぶりの抜本的な改革となる改正漁業法が国会で可決・成立した。 水産資源の適切な管理強化と水産業の成長産業化の両立を目指した今回の改正を評価する声がある一方で、その実効性に多くの漁業関係者が不安を訴えるなど、運用にあたっての課題はまだまだ山積している。 この度、ゲンロンカフェでは『サカナとヤクザ』著者の鈴木氏に加え、東京海洋大学准教授の勝川俊雄氏をお招きする。 勝川氏は『サカナとヤクザ』では鈴木氏のインタビューを受けた。 そのなかで勝川氏は「外圧がないと、水産業界が変われないということなら、消費者に現状を知ってもらい、社会問題化する必要があります」(同書「おわりに」より)と日本の水産業界に警鐘を鳴らしている。 勝川氏のゲンロンカフェへの登壇は、東浩紀からの熱烈なラブコールで実現した、勝川俊雄×東浩紀「日本が漁業後進国になった理由」(2016年11月10日開催)以来2回目となる。 日本の水産業のゆくえはどうなるのか? 日本人の食文化はどう変わっていくのか? 勝川氏と鈴木氏というこれ以上ない刺激的な組み合わせで、日本の水産業制度の問題から現場の実態まで、ゆれ動く日本の水産業と食文化を徹底考察する! 【イベントページへのリンク】 https://genron-cafe.jp/event/20190129/

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