朱喜哲×三宅香帆トークイベント「〈公正〉・(読んだふり)・連帯」
■この映像は2024/3/9にGACCOHより生配信されたイベントを収録したものです。 --— 〈イベント概要〉 朱喜哲×三宅香帆トークイベント「〈公正〉・(読んだふり)・連帯」をお届けします。 このタイトルは朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』、三宅香帆『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 』、そして朱さんが2月のNHK Eテレ「100分で名著」にて講師を勤めるリチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』から取られました。 三宅さんは、『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』を書評で二度取り上げています。 『ダ・ヴィンチ』2023年11月号では本書での正しさの「語り方」「運用方法」に注目し、『波』2023年11月号では「本書は、日常的なことばのなかで、つまりどのような「言い方」をすれば正しさについて語り得るのか?という問いを描き出す。私はこの点に感動してしまったのだ。」と述べます。 本書は柔らかな語り口とはいえ、哲学書です。若林正恭さんは、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』の帯文に「國分先生、まさか哲学書で涙するとは思いませんでした・・・」と書きました。哲学書によってもたらされる感動とは何でしょうか。それはこのトークイベントによって明らかになるでしょう。 2023年、浅田彰『構造と力』が1983年の初刊から40年を経て文庫化されました。この出来事によって、ひとまず日本におけるフランス現代思想の時代はひとつの区切りを迎えます。 そして、新たな哲学の時代がこのイベントから始まります。…
- Genres:
- Documentary
- Availability:
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