谷川嘉浩×林玲穂「何がキャラクターに饒舌と沈黙をもたらすのか」——『鬼滅の刃』HIKAKINから、「パラサイト」「イカゲーム」BTSまで、日本と韓国のヒットコンテンツから考える現代社会
■この映像は2021/12/26にGACCOHより生配信されたイベントを収録したものです。 --— 〈イベント概要〉 哲学者の谷川嘉浩さん、観光美学研究者で韓国カルチャーに造詣の深い林玲穂さんをお迎えして対談イベントを開催します! 谷川さんは「2010年代ヒット漫画の饒舌と沈黙 : 『鬼滅の刃』『転スラ』『違国日記』『ブルーピリオド』」(中央公論2021年10月号)でヒットコンテンツにおける登場人物の台詞回しに着目し、「実況的な語り」と「沈黙的な語り」という切り口で作品の持つ現代性を鮮やかに分析しました。 ※短縮版はこちらで読むことができます。 ●2010年代ヒット漫画に見られる饒舌と沈黙。だから炭治郎は感情や思考をはっきり語り続ける(中央公論.jp) https://chuokoron.jp/culture/118044.html 一方、林さんは韓国アーティストのミュージックビデオや韓国ドラマなどで「韓国らしさ」がいかに表象されているのかをもとに、「場所のイメージ」、「ローカリティ」といった観点から考察し、韓国社会が抱える複雑な状況と韓国カルチャー及びコンテンツの関係を紐解きます。 ●「韓国らしさ」とは何だったのか?──韓国コンテンツツーリズムから考える(elabo) https://www.elabo-mag.com/article/20211016-02 ●「観る音楽」としてのK-POP──BTSのMV分析から垣間見る…
- Genres:
- Documentary
- Availability:
- Afghanistan +more